おれの成功哲学

挑戦し続けること

買い物依存症のおれ。散財を防いでお金を貯める方法を研究してみた。

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 おれはお金があればあるほど散財をしてしまう。
自分が買い物依存症であるということに最近になってようやく気づいた。

全ての始まりは大学時代にクレジットカードを持ったことがきっかけだった。
海外に行く機会があり、いざという時のためにクレジットカードを作った。

 

高校を卒業したばかりで世間知らずだったおれは、クレジットカードがどんなものかよくわかってなかった。

 

お会計の際、試しにクレジットカードで決算しておれは驚いた。


「これはなんていう魔法だっっっっ!!!」

 

おれは感動していた。
自分の常識とお金に対する概念が吹き飛んだ。

何かを「買う」という行為には必ずお金が必要だと思っていた。
しかしお金なんて必要なかったのだ。

そうクレジットカード一枚あればなんだって買える。

世界が違って見えた。この魔法のカードをかざせばあらゆるものが買えてしまう。

クレジットカードを手にしたおれにとって、
別世界にあったはずの高価なものは、今すぐにでも手に入る身近なものになった。

それから家計がおかしくなった。

amazonで毎日のように買い物をするようになった。
クレジットカードによるネットショッピングにハマり買い物中毒になってしまったのだ。

amazonでほしいものをカートに入れて購入ボタンを押すだけで翌日には
「ピンポーン」と商品が届いてしまう。

まるでサンタさんからプレゼントが届いたような錯覚に陥り、その快感に取り憑かれてしまった。

朝、1限を休んでだらだら寝ているとクロネコヤマトのピンポンで起こされる。
寝ぼけた頭で「何を頼んだっけ?」と商品の中身すら覚えてない状態でamazon様からの商品を受け取る。

中身が何か覚えてないから開けるのがより楽しい。


開けた瞬間「あー!!これだこれ!」

欲しかった商品をプレゼントされたことに喜びを感じ、おれの脳はドーパミンを放出させる。


現金を払っていないのに、ボタンを押しただけでこんなに素晴らしいものが届く!
という驚きと快感。

家族の目があれば、また何か買ったの??!!!

 

という指摘を受けるが、あいにく一人暮らし。おれの物欲にストップをかけ病気を治療してくれる者は誰もいない。


脳がこの快感を覚えてしまい、何度も何度も繰り返してしまう。

特にストレスがある時。

何か忙しかったりやらなくちゃいけないことがあると、なぜか買い物をしてしまう。
むしゃくしゃしたりイライラしたりすると買い物をしてしまうのだ。

これは脳のドーパミンが影響している。
ストレスを貯めるとタバコを吸いたくなったりお酒を飲みたくなったり、甘いものを食べたり、どか食いしたりするのと一緒だ。

脳がストレスに対処?するために快楽を求めているのだ。

タバコ、酒、カロリー。これらの依存症は世間一般で認められているところだ。
しかし買い物はどうだろう?買い物は普段必ずするものであり必要なものであるだけに
買い物依存症ということに対してなかなか認知できないのではないだろうか。



ほんっとうになぜ自分が借金やカードの請求があるにも関わらずこんなにも高額な商品を購入してしまうのか本当に謎であった。
20万円の請求が来て、それを払い終えると

「よし!じゃあ20万円枠が空いたらなんか買おう!」


とまた高額な商品を購入してしまう。
収入はかなり多い。しかし支出が半端じゃない。

 

 

このようなお金に対する誤った考え方、扱い方になってしまったのはクレジットカードの他にもう一つある。

それは自己啓発本だ。

どうやったらお金持ちになれるのか?お金が入ってくるのか?
多くの自己啓発本には「気持ちよく使え!感謝して使え!」と書いてある。

「3流派貯金するが、1流のお金持ちはお金を使う。とにかく自己投資に回して、
結果として大金を手に入れる。」


さらに「お金持ちになりたかったら、お金持ちの振る舞いをしなければならない」

「お金を稼いだからお金持ちのマインドになったのではない。お金持ちのマインドだったからお金持ちになったのだ。」

 

とうたった内容が多くのお金に関する自己啓発本に書かれている。

おれはこれらを愚直に実践した。


女の子と飯に行けば身の丈に合わないレストランを予約し、「いいよいいよ」と全部奢った。

「お金持ちいい物を選ぶ!」ということで必要もないオーバースペックのパソコンを購入した。

 

「おれは時間と空間を買っているのだ!」と電車でいいのにタクシーに乗った。

 

「お金持ちは自分の知識に投資するんだ!」と気になった本は速攻で購入。


「お金持ちはいい食事をするんだ!」とやたらといいものを食べた。


自分の収入と身の丈に合わない買い物をお金持ちのつもりでやり続けた結果がこれだ。
カードの支払い残高は80万円。消費者金融の借金は20万円。
両親への借金は70万円。
それにもかかわらずまだ何かを買わずにいられない。

おれは自分の行う消費を全て「投資」と呼んだ。

 

本当はただの浪費である。必要もない贅沢をしているだけ。自分へのご褒美でもなんでもない。ただ金持ちではなく成金の真似をしていただけだったのだ。

 

本当のお金持ちというのは徹底的に無駄を省いて、自分の価値のあると考えることにだけお金をつぎ込む。

おれは自分の何に使うのが幸せか?というお金を払う基準もなく自分の欲望のままに
金をばらまいていただけだった。

 


年末になり、来年はどうなりたいかを考え始めた時、
あまりの自分のお金に関する管理の甘さにようやく目を向けた。

 

来年こそは自分を変えるんだ!
と自分の分析と改造に取り組み始めた。

 

 

「自分を助けるのは自分だけ」

 

おれは自助論に基づき、自分自身で己を助けなければとまずは様々な書籍を読んだ。
それを重ねていく中でようやくおれは自分が買い物依存症であることに気が付いた。


まずおれの問題点の一つに、セールに飛びついてしまう。があった。
セールや安売りをしている商品を見るといてもたってもいられなくなってしまう。

セールの時に買わないと損をしたように錯覚してしまう。
paypay祭りの時もひどかった。twitterをチェックして、全額返金に当選した人間を見るといてもたってもいられなくなる。必要もないのにIpadだのsurfaceだのを調べ上げ
いつ買いに行こうか!?とずっと悶々としていた。

ここで気がつかなければいけない心理がある。

それは「人が得した時に自分が損をしたと考える心がある」ということである。

隣人が宝くじに当たれば何か悔しくギスギスしてしまうものなのだ。


それはきっと競争の中で生きてきたからだろう。


テレビではスポーツが盛んに放送され、おれ自身ずっとスポーツをやってきた。
勝者がいれば必ず敗者がいる。何かを得たものがいれば何かを失ったものがいる。

 

お互いがwin-winの関係を構築し利益を得れたというビジネス的な感覚は全く持ち合わせていなかった。


だからおれは隣の人間が喜び、何かしら得をすると自分が損をしたような錯覚に陥り、
とにかく自分も同じように得をしたいとセール品やキャンペーンに飛びついてしまうのだった。

ここでマインドを変えなければいけない。
人の得を自分のことのように喜ぶようにする!!!

 

シンプルではあるがとてつもなく難しい。神様、仏様、悟りの境地である。


その意識で生活すれば、誰かが得をしても、自分が損をしたような錯覚に陥り、ダークサイドにのまれることはない。


また人は意思決定をした後に、何かを勧めらると、最初の意思決定のもとに行動をしてしまう。
わかりやすくいうと

amazonでカートに入れて購入しようとした時に、
「この商品を購入した人はこちらの商品も一緒に購入しています」

なんて紹介されると思わず買ってしまう。


zozotownなんかでも購入の直前に「こちらを試してみませんか?」と
手頃な肌着などを紹介されると思わず買ってしまう。


レジの近くにお菓子が売っていると一緒にカートに入れてしまう。


これからの行動というのは行動経済学で明らかになっている。
おれは行動経済学の本を読んで、自分の購入する意思決定はどういったところからきているのかを考えた。
参考にした書籍はこの2つ。

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-
お金に関してだけ学びたければ下のものでいいだろう。
他にも心理学的なことや人間の行動、意思決定に不思議さを知りたければ一冊めは面白い。



また物を買うことはストレスを発散することであり、脳自体の発作であるという医者が
いて大変勉強になった本がある。

 

これ。高評価レビューにつられて購入したが知りたかった以上のことが知れてよかった。

「お金の不安」からいますぐ抜け出す方法



まずは何かが欲しくて仕方がない!お金がないのに買いたくて止まらない!!!!
そんな時に自分を客観視(メタ認知)して

 

「あ、今おれ脳が発作起こしてるわ。気をつけないと」

 

と一歩下がって自分のことを見れるようになり買い物に歯止めが効くようになった。

2日3日おけば物欲というのは収まってくる。

なぜ人はストレスがたまったり、お金への不安が出ると凶暴な性格になるのかそのメカニズムまで書かれてあり、これからの人付き合いで相手を新たな視点で見れるようになった。


遺産の問題でなぜ人はおかしくなるのか。お金がなくなりお金に執着すると人の脳は
ダメになってしまう。

お金の余裕は心の余裕だ。

 

人に優しく、いい人間でいるためにもお金をちゃんと貯蓄して心に余裕を持つことが大切だと感じた。


行動経済学に似ているが、お金がないと人間のIQがどうやら下がるらしい。
これは本当に恐ろしいことだ。

貧乏にお金を恵んでも贅沢をして散財して使い果たしてしまう。
それはお金がないことでIQが低くなり未来へ計画をたて自分のためにお金を役立てることができないからなのだ。


実際に支払いが近くなり、とんでもない支払い金額をみたときに、もう心が荒むし
誰にも会いたくなくなるし何も考えられなくなる。
お金の不安や悩みでいっぱいだ。


当然そういう時は自分のIQが下がっているのだ。


知能指数が少ないから自分を制御することも難しい。そのまままた買い物依存症を煩わせ支払いが済むと、また高価なものを購入してしまうのだ。

 

このIQが下がるという知識はこの本で学んだ。

 

MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実

心理学、行動経済学的観点からお金と人を分析したもので、人間は損をするのが嫌いだとか最初に紹介したほんと重複する部分があるのでところどころ読みたいところだけ
読んだ。

この手の本を読んだらもうお金と心理学に関する知識は十分だろう。


あともう一つ、もともと買い物依存症の人が書いた本がとても参考になった。
あー!そうだよね!わかるわかる!と自分と同じ境遇で苦しんで来た人の提言は素直に
受け入れることができた。


その中でも印象に残っていたことがある。

「買い物依存症の人はクレジットの上限が使えるお金だと思っている」
「買い物依存症の人はお金がなくなる感覚はあるが増える感覚を持っていない」



まさにその通り。

おれに足りなていなかった感覚を自覚させてもらった。
おれが今後持たなくちゃいけない感覚は使える範囲のお金への理解。
お金が増えていくという感覚を当たり前にすること。

である。自己啓発やスピリチュアル的な話になるが、自分のセルフイメージというものを考えると、そういった感覚を持つことが大切であることがわかる。


おれの今のセルフイメージは「借金があり常に支払いに追われている人間」ということ。
このセルフイメージから抜け出せないとお金は増えていかない。


また人間はホメオタシスという恒常性機能があり、現状を維持しようとする生き物である。それは安全に生きるために備わった人間としての機能であるのだが、
これのせい借金があることが当たり前になってしまっている。

 

毎月大量の支払いを終わらせたら、また買い物三昧の日々。

 

これはおれの無意識が現状を維持しようとしてしまっているのだ。
借金がなくお金が増えていく自分というのを恐れているのだ。


そしてこれはただの習慣である。この悪習を断ち切らなければならない。

読んだ本はこれ。

今度こそ絶対 買い物依存を治す本: 月40万円の赤字を克服した4つの方法教えます! 買い物克服シリーズ (ninyブックス)

これはkindleUnlimitedで無料で読める。正直お金を出してまで読むものではない。

Kindle Unlimited会員登録


ここまで長々とお金を貯められない原因、散財してしまう原因を長々と書いたが
じゃあどうすれば改善できるのかを考えた。


それは家計簿をつけてお金の流れを見えるようにすること!!!

お金は使ってしまったら何に使ったかすぐに忘れてしまう。
大金を叩いて、今月は節約しなきゃっ!と誓ってもすぐにまた使ってしまう。

それは仕方ない。人間は忘れる生き物なのだから。


だからおれは、自分が何にお金を使い、どのようにお金が流れているのかを
徹底的に把握するように勤めている。


家計簿についてだが手書きで毎日毎日書くのは面倒臭い。
それにネットで買ったたびにクレジット分、現金支払い分と分けて記入するなんて
とてもじゃないけどできない。


だからおれはアプリで管理している。

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こんな具合に収入を緑で、支出を赤字で記入してくれる。
クレジットカードや銀行口座を登録しているので、
クレジットを切った場合や、銀行口座からの引き落としがあった場合、
自動で記入してくれるから大変便利。
ただしこれは毎月400円ほどお金がかかる。
無料でも利用できるが、無料で登録すると更新反映までに2,3日かかってしまう。
すぐに利用したもの、引き落としについて把握したいのでおれはプレミアム会員登録した。これは必要経費。


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振り替えてみると「何にこんなに使った?!」と思うことばかりだ。
もしこの記録を取ってなかったらと思うと恐ろしくなる。

支出が多い日を開いてみると、なぜこんなにも支出が多いのかが
はっきりわかる。

あぁ、おれ服買ったんだ。
飲み会でめっちゃ払ったんだった。

そしてこれが一番重要。「NHKにこんなに払ってたのか!??!」

 

この自分が払っていた意識がなかったものに自分がちゃんとお金を払っていたという
事実を知ることが何より大切。


お金が日々出て行っているという意識が、財布の紐を締めてくれる。


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自分が何の分野に今月お金を使ったかがはっきりわかる。
支出は20万円を超えてしまったが、内容を見ればまぁ納得できるし
今月は仕方ないかと思える。

それに20万円も使っていることでちゃんと節約しないといけない!という意識が
芽生える。

さっき紹介した本の著者が言うには、家計簿を眺めるだけで効果があると。


本当にその通りだ。毎日このアプリで現金での支払いを記入し、家計簿を眺めるだけで
お金に対してちゃんとせねば!という意識が生まれる。


アプリの名前はzaim

見やすくて使いやすくて可愛かったからこれにした。

zaim.net

なんか知らんけど本まで出してやがった。

Zaimのシンプル家計術 (GAKKEN HIT MOOK)

いかがだっただろうか。
買い物依存症の人は共感できることが多々あったと思う。

とにかく家計簿をつけて自分のお金が出ていることをはっきりと理解しよう。
そして買い物依存症のマインドから抜け出しましょう。


以上!!

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