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【映画レビュー】「あゝ、荒野」にみる菅田将暉の魅力について語ってみた

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寺山修司原作の映画「あゝ、荒野」前編後編ともにみた。

菅田将暉が主演男優賞?どうせ脱いで濡れ場を演じただけで頑張りました〜

ってことでそんな賞を受賞したんだろうと思って見たが、主演男優賞をもらうだけの

圧倒的な存在感、覚悟と情熱が画面から溢れ出してきた。

前後編合わせて5時間近くある作品。集中が続くかなと心配だったが

みるとなぜか画面の中に吸い込まれて離れられない。

 

キャストされた俳優陣それぞれにぶっ壊れていいという覚悟があったからだと思う。

 

映画に出てくるのは「詐欺」「ボクシング」「デモ」「原発」「自殺」「風俗」

それぞれのシーンがテンポよく間に挟まり、なんの繋がりもなかったシーンが

絡み合い言いようのない心のぐちゃぐちゃを作り出す。

それぞれのシーンが絵の具単色の色でそれがある瞬間に混ざりあり思ってもいなかった

色を作り出すような感覚。監督がすごいと思った。

 

生きるってなんだ?

そういう問いを投げかけてくるような気がした。

社会や日々の生活に感じる息苦しさ。鬱屈した毎日。

ボクシングはそういったぐちゃぐちゃを昇華してくれる。

リングの上では逃げられない。目の前の敵と闘う。

殴って殴って殴られて殴られて。あぁ生きてる。闘ってるって。

 

 

菅田将暉は他の若手イケメン俳優なんかと全然違う。

ぶっ壊れていい。なんでもいいっすよ。っていう覚悟がにじみ出てる。

カッコつけたいだけの若手俳優と覚悟や情熱が全く違うと思った。

だから見ていて目が離せなくなるんだ。

 

人はぶっ壊れそうなどうなるかわからない人を見るのが好きなんだと思う。

そこに頭おかしいんじゃないかっていうくらいのめり込んだぶっ飛んだ人って見てて

面白い。俳優にもそういうぶっ飛んだ思いや覚悟が求められるのだろうと思った。

 

保守的には走らない。ぶっ壊れていい。自分をぶっ壊そう。